H1709:のり面の淡いピンクの芙蓉片喰(ふようかたばみ)や『尾道の海が見たい』の投稿文など(^^♪






「↓のり面一面に広がった白い芙蓉片喰」



「↓ピラカンサの赤い実とメジロさん」


芙蓉片喰(ふようかたばみ)
➡学名:Oxalis purpurea
➡科:片喰(かたばみ)科
➡属:カタバミ属
➡原産地:「南アフリカ」
➡花言葉:「けっしてあなたをすてません」「輝く心」
➡別名:オキザリス・プルプレア
➡その他:「Oxalis(オキザリス)はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」が語源」
by 季節の花300、他。
今朝の話は、
広島県広島市にお住まいの63歳の主婦の方の投稿文です。
よかったらご覧ください。
『尾道の海が見たい』
尾道に生まれた大林宣彦監督の映画「転校生」は、
主人公が御袖天満宮の長い石段を転げ落ちる。
私はこの作品を見るたび、
いや、タイトルを聴くだけで幼い頃を懐かしく思い出す。
子供の頃、わが家は、そのすぐ近くにあった。
小学6年生の時、父が尾道駅前でトラックにひかれた。
大けがを負った足は、手術をしても治らなかった。
退院の日、中学2年の兄が父を背負い、
私と母も父のお尻を両手で押して、天満宮の長い石段を上った。
「はあはあ」と言いながら、やっとの思いで家までたどり着いた。
次の夏、尾道から母の里である東広島の豊栄へ移った。
当時は引っ越し業者もなく、
近所の人たちが何度も石段を上り下りしてトラックまで荷を運んでくださった。
豊栄は温暖な尾道と違い、寒かった。
冬は大雪、私は初めて霜焼けになった。
酒都西条で暮らすようになったのは結婚してからだ。
思えば、何十年も海のない町で生きてきた。
母は7年前、「尾道の海が見たい」と言うので、私と二人で出掛けた。
街中を歩き、手を引いて天満宮の石段を上った。
わが家のあった所は更地になっていた。
幼い頃、一緒に海へ行った近所の友だちの家々も表札が変わるか、
やはり家屋が消えていた。
母は黙った。
今思えば、その翌年星となった母との最後の思い出となった。
最後までご覧頂きありがとうございます。アイリス

この記事へのコメント
あそこで脚悪いとちょっと住むのは厳しいでしょうね…結構急な階段だし
ちなみに御袖天満宮の左のほう長江小学校(こっちはさびしんぼうで使った場所だったかな?)行く道の途中に確か『アイリス薬局』って多分調剤薬局らしきとこあるんですよw
この投稿文読みながら、
そう言えば先日月奏曲さんが来られたばかりだな、
なんて思っていました。
「アイリス薬局」ありましたありました(^^♪
「尾道アイリス薬局」で検索したら、
地図まで掲載されていて、
すぐにヒットしました。
長江小学校への道なり右側にありました。
山本魚店の反対側にありました(>_<)
いつも詳しく見て頂いてありがとうございます。